■目標4:すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
この目標4については、ESD(持続可能な開発のための教育)をターゲットに含むことから、SDGsの17全ての目標の実現に寄与する非常に重要なものとされています。
特に日本語教育分野だからこそ早期実現が可能なものもあると考え、以下国立教育政策研究所の示す指針に沿って、学校全体として取り組みを推進しております。
持続可能な社会づくりを構成する「6つの視点」を軸にして、教員・学生が持続可能な社会づくりに関わる課題を見出します。
- 持続可能な社会づくりの構成概念
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- 多様性(いろいろある)
- 相互性(関わりあっている)
- 有限性(限りがある)
- 公平性(一人一人大切に)
- 連携性(力合わせて)
- 任制(責任を持って)
※出典:国立教育政策研究所「学校における持続可能な発展のための教育(ESD)に関する研究〔最終報告書〕」
- 当校の取り組み
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- 世界各国から学生を受け入れ、様々な国の学生が同じクラスで学習することにより、多様性を養います
- 教員から一方的に情報を与える形式的な授業ではなく、個々の意見・意志を尊重したインタラクティブな授業を行います
- 誰でもどんなことでも、安心して自由に発言できるような場を提供し、公平に意見を聞く環境を整えています
- オンライン授業の実施により、学びたい人が世界のどこにいても学ぶことができる仕組みを構築しています
- 多種多様な国特有の文化を尊重しあい、認めあうことを目的とし、自国の習慣や文化についての情報を発信する機会を設けています
- クラスごとにチームとなって取り組む行事や活動で、多国籍なクラスメイトと協力し合い、協調性を培います